Demon's日記(Demonの悪あ餓鬼)~Web Designers Diary~ -26ページ目

【Demon】現在も持ち株情報

YOZAN(鷹山)2株。。。。。

 

資金がないのですよぉ!!資金が無ければ株をしてもと思うのだが、まぁ景気の流れも勉強になるし、何に使ったか分からない感じで無くなるよりましかなと思ったりしたりしたのだ(笑)

 

前までLivedoor株でやってたんだけど一番最低な時期に投げ売りしてしまって、さらに今はYOZANでやられている途中。。。。

 

まぁまだ勉強不足だから、もっと勉強して勝てる可能性を増やさなきゃね。

 

 (株)鷹山 (JASDAQ:6830)

前日比
-850 (-2.07%)

【Demon】人間不信

人間とは脆いものだ。

大事な物を失えば、全てを失った感覚に陥る。生きていれば大事な物なんて又出来る物だ。

 

しかしその時の私にはもろに全てを失った感にとらわれていた。

人間不信。。。私が現在も引き継ぐ物だ。。。。

 

私は荒れていた。仕事なんて行く気がしない。なんでも良い。。。どうでも良い。。。

麻と一緒に居た期間は3年間。。。全てが嘘だと思えて涙が止まらない日々が続く。。。

 

ごくありふれた会話。。。

 

「結婚しような♪」

 

思い出すたびに胸が痛くなり、じわっと涙が滲む。私は布団にくるまり毎日を過ごしていた。

 

最初から何も無ければ良かったのに。。。。。

 

そっからの私は人間的に腐っていた。引きこもりにはならなかったが、その辺の居酒屋でおねーちゃんに声をかけ、口説き落とす。。。

 

こんなところでホスト時代が役にたつとはね。。。。

ひたすら金を私はせびり多いときは一回で30万くらいせびった事もあった。

 

ほんとに最低な人間だ。そのお金を手にしてスロットばかりやっていた。負けてもお金は又もらいに行けば良いと思っていた。勝てば全て自分の遊ぶお金に使った。毎日友達つれて飲めや歌えやって感じだった。罪の意識など無く、ひたすら麻を忘れたいしか考えてなかった。

 

そんな生活を一年繰り返す。。。。前科も12犯、年齢20歳の時の事である。。。

自分が想像していた自分が20歳の時の人物像とは遙かに違う生き方だったことは言うまでもない。。。。

【Demon】私だけの思い。。。形有る物いつかは崩れる。。。

私は親友も失ったが、親友以上大切な麻が私には居た。これがどれだけ私には心強かっただろう。一緒に笑い一緒に泣き、一緒に歩き、一緒に走り。。。。

 

形あるもの いつかは 壊れる。。。

愛さえあれば何もいらないと私は信じていた。麻がこの一言を言うまでは。。。。

 

いつも通り彼女を家まで送り、帰り際の事。。。

 

「一年前くらいから、好きじゃなかったの…」

 

私はすっごく考えた。。。。すごく。。。。。。。。。すごく。。。。。。

答えなど無い。。。。

 

楽しかった思い出、悲しかった思いで、全てはその一言で消し飛んだ。。。。

 

全ては夢だったのだ。。。。

 

私は取り乱した。分からない何がどうしていったいこうなったのか。。。。

私は叫ぶ

 

「俺の何が悪い!!一年前ってどういう事だ!!どうすれば元に戻れる!!」

 

麻は麻の家に入って言った。

私はかまわず叫び続けた!!

 

「麻!!出てきてくれ!!話をしてくれ!!なんでじゃ!!なんでじゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

麻の家の扉が開いた。麻は涙を浮かべていた。

私は息を飲んだ。共に出てきてくれた事に希望を持った。

 

「麻!!」

 

私は叫ぶ。すると麻はこう言った。。。。

 

「近所迷惑やから帰って!!顔も見たくないねん!!もう嫌やねん!!」

 

扉は勢いよく閉まった。

 

私は泣いた。。。悔しくて。。。。寂しくて。。。。辛くて。。。。

また元の暗闇の中にもどる感覚。。。終わった。。。。。。。。。。。。。。。。。。

【Demon】親友など初めから居なかった。。。

私はバンドなどにはまり、そちらのグループと遊ぶことばかりで、元のグループとは全く交際はなかった。しかし、ちょっと出会い久しぶりに話すとなんか違う感じがして、相手も喜んでくれてるように見えた。

 

 

和君はその頃は出張で地方に行っていた。私は和君のことを聞いていた。すると彼は私の知らない間にかなり周りから嫌がられていたのだ。暴君と化していたようだ。

私はそれが間違いだったのだ。

 

縁を切る時は完全に拒絶する事。。。

 

和君の彼女が和君の出張先に出向いた話を私は聞き、それを周りの連中に伝えたのだ。それが最初の引き金となった。和君は私に電話をしてきた。

 

「ペラペラくっちゃべってんじゃねぇぞコラ!!喧嘩うってんのか?あぁ?」

 

私は一気に疲れた。これが暴君と化した和君だった。私は何か悪いことを言ったのかと考えたが思いつかなかった。とにかく不良グループとは道理の通る連中など居ない。真面目な連中といると分かるが、なんて愚かなと逆に哀れみすら覚えてしまうものだ。

 

その様子を私が周りに話すと、周りはみな応援すると言っていた。

さらに周りの連中は聞きもしないのにどんどん話を振ってきた。

 

「お前の彼女に和君は電話してお前と別れて俺と付き合えとか言ってたらしいで。」

「お前と連んでも楽しくないし、つまらん奴やねんてさ」

 

次々に出てくる言葉、何処までが本当か嘘かも分からないが、とにかく何でも良かった。

麻に確認したのだが、麻は事実だと言った。私が親友と言っていたので言い出せなかったようだ。

 

そして和君が地元に帰って来たとき私とはもちろん喧嘩になった。

 

そして私は負けたのだ。。。。

 

嘘も誠も力が強い奴が正しい世の中。それが私の過去に住み着いた世界だろう。私は負けたことにより完全に前のグループとは縁が切れた。今思えばそれで良かったのだが、その時は、私が負けたことにより離れていく奴らですら悲しかった。応援など元々なかったのだ。

 

後々分かった喧嘩の理由。それは和君の彼女が麻を気に入らなかった。それだけだ。和君の彼女が和君を操ったと言ってもおかしく無いだろう。そんな事で私との縁を切ることになるとは和君も何を考えていたのだろう。

 

私が小学校時代、遠足の行く途中に私は犬の糞を踏んだ。みんなが笑い、いつも通り馬鹿にされていた。その時和君が大きな声で周りに言った。

 

「糞の始末をしない飼い主が悪くて、踏んだ奴は悪く無いだろうが!!」

 

その頃の彼を思い出す。彼が子供が出来たと悩んだときは私は即彼を助ける為に努めた、彼が警察に捕まって、私の名前だけを出したときも私は笑って許した。彼の小学校の時の言葉一つで私は信じていた。

 

こうして幼稚園からの親友和君は私の中から消えていった。

 

大丈夫私には麻も居るし鶴君連中も一緒だ!!

【Demon】バンドに目覚める。。。

そうして私は麻以外と会話は無くなった。しかし麻も友達がいるので、私ばかりわがまま言ってられない。束縛はただでさえ強いほうな私である。毎日電話が無ければ怒る人間だった。

 

そんなある日、旧友の鶴君から連絡があった。どうやらバンドをしていてドラムを探していたようだ。私は過去にバンドをしたくなって組んだときにドラムをやっていた。鶴君はそれを理由に私に話を持ってきたのだ。私はドラムセットも家に持っていたのだが、持っているだけというのが正しいだろう。

 

私はでも楽しかった。出来ないドラムだけど人に必要とされた事が何よりも嬉しかったのだろう。しかも今までつるんでいた奴らとは全く違い、私には経験出来なかった連中だった。私はそれまで真面目な奴=ださい奴みたいな印象があったのだ。しかし現実は違う、これは経験して初めて分かるものだ。

 

真面目な奴は相手に対しても真面目である。。。

 

私はその後このメンツと遊ぶようになった。来る日も来る日も遊んだ。時には、ゲームで騒いだり、ふざけあったりしながら。。。私は最初は別グループの人間だったので、それなりに仲良くなるには時間がかかったが、仲良くなればなんて事はなかったのだ。

 

バンド活動もがんばりライブもやった。出来ないドラムを必死に叩き練習し、麻にも良いところを見せたくてどんどん覚えていった。ライブもなんとか終わった。。。

 

何というか、今までにない開放感と達成感だった。

【Demon】人を守ると人は離れる。

ある時ひとりの友人が私に打ち明けた。

私たちは暴走族グループとして拡大しており、私もその一員だったのだが、私はあまり近寄ってなかった。そんな中相談だから何だろうと思った。

すると彼はこういった。

 

「毎日金をせびられる。もう逃げたい。。。」

 

彼はどうやら暴走族をしているうちに深みにはまり、良くないグループと関係を持ってしまったようだった。彼は毎日のように電話がかかってきて、その度に金をせびられていた。電話を出なければ家まで押しかけられていたようだ。

私はすでに遠い人間と自分で思っていたのだが、困っているのを見捨てることは出来なかった。彼の名は祐君。私より二つ年上の小さい子だった。やんちゃ坊主という言葉がぴったり当てはまるタイプだった。

 

私はとにかく彼をみんなで助けようと言い出した。すると周りはこう言った。

「彼の事なんかどうでも良い。」

「彼に関わると自分まで狙われる」等々

 

私は、このメンツは何なんだと思った。数だけ沢山で結局みんなバラバラで友達なんかいないのか。

私はその時、一人でも何とかしようと決めた。

 

とにかくもう地元に居ても誰も守ってくれないし、祐くんは遠くに引っ越すことを勧めた。資金が無いというので、それまでせびってくる連中には私がお金を渡したり祐くんの所在をごまかしたりした。

祐くんは無事引っ越す事が出来、彼はありがとうと私に言っていた。

 

その後、私はお金をせびる連中に払う理由が無いので、きっぱり断った。別に殴りたかったら殴ればいいし、なんでもいいけど、お金なんて一円も出さないと私は言った。案の定せびる連中は、やたら文句を言ってきたが、金にならない事に気付き他を探しにいった。

 

そして気が付いたときには私の周りにはその友達たちも居なくなっていた。

理由は簡単。私に関わると、せびる連中の標的にされかねないからだ。

私はこうして暴走族連中とは一切の手を切った。出会っても過去の人だからと私は毎回言うようにした。

 

そして後々出会ったのだが、祐くんも私に遊ぶ時に貸した金を返せと言ってきた。私は彼の為にせびってくる連中に金を作って渡してたのは関係無いらしい。私は借りていた、たった1万円を彼に叩き付け、

 

「これで終わりな」

 

と言って終わった。人なんて助けるものじゃない。助けるなら仇で返されても気にしない人間にならなくてはならないと思う。

【Demon】愛こそ力となる。

私は、真面目になろうと思った。

 

私は彼女の為なら何でも出来る人間となっていた。もちろん命すら投げ出す覚悟も出来ていた。それくらい私には彼女の存在は大きくなったのだ。

 

ある時彼女が私の部屋で絵を描いていた。私はその絵のうまさにビックリした。私の家系は芸術系で優れている人が多い。父親は自営業で工務店をやっている。おじいさんの代から継いだものだが、設計など家を建てることが好きなようだ。母は昔から油絵などを描いたりもしていた。結婚以前は服飾のデザイン業だったようだ。姉は何処の学校に行っても芸術はTOPクラス、才能を認められる人だ。

 

私は全くだった。むしろ絵を描くことには抵抗があった。いつも姉と比べられたのだ。

 

そんな私が絵を描きたいと思った。彼女は真面目に私を応援してくれたからだ。私は勉強した。その時はまだCGがそこまで進歩してなく、これからの時代と思い私は学歴をまず必要と感じ大検を取得しようと頑張った。その結果二年かかったが、大検も無事取得出来たのである。

 

全てがうまく行き、私はデザイナーの道を突き進むだけだった。平日は親元を手伝い、休日はひたすらPCに向かい絵を描いたりしていた。

 

その頃には私は麻以外の人間とつるむ事は無く、ほぼ麻との未来だけ考えて生活していたと言ってもおかしく無いだろう。

 

しかし、そんな幸せにより私は有頂天になり、歯車が少しずつ狂っていっていることに気が付かなかったのだ。。。

【Demon】青年期 運命の再会

ひたすらシンナーの毎日だった私に、変化が訪れた。

いつも通り、友人と集まってる時に、友人がある女の子連中を連れて来た。

私は異性などには全く興味がその時は無かった。

実を言うとホスト時代に異性という物信用出来なくなっており、ある意味恐怖心が勝り異性と会話する気も起きなくなっていた。

 

しかしその時は違った。連れてきた女の子のグループは、私たちの中学時代の後輩だった。よく見ると麻もその中にいたのだ。私は復縁などは考えてなかったが、また遊べる事には嫌な気がしなかった。そうして遊ぶときは麻も一緒に遊ぶようになった。麻も昔と違って高校生になっており、昔はスポーツ一筋な印象だったが、女の子らしくなったって感じにその時は思えた。

 

そうやって時間を共にし、一緒に話したり遊んだりしていると、何故か付き合う展開になった。その時、私は付き合うというのは本気では無かったが、私も麻なら何故か安心出来た。

しかもその後、彼女は私の中毒を治そうとしてくれた。真剣に泣いてくれ、真剣に怒ってくれた。

 

私は今まで、同い年くらいの人間に、怒られたりしたことも無かった。私はだんだん彼女を必要に思えて来て、彼女の言うとおりシンナーは一切手を出すことは辞めた。周りが誘ってこようとも私には麻がいたのだ。

 

私はこのとき自分の人生に少し光が見えたのだった。

【Demon】青年期 幻覚症状

最初は、シンナーなど気分転換の物だと思っていた。しかし深みにはまった私は、その日も又、母校の小学校に侵入し、電気を付けることの出来る、体育館前に座り込み、シンナーを吸っていた。

 

いつも通りクラクラっとして良い気分に浸っていると背中に羽が生えてきた。私は羽をはばたかせたり、羽にくるまれてみたりと遊んでいたのだが、空を飛べるような気がしてきた。

 

今考えると恐ろしい。どこかビルの天辺などなら、その時の私なら飛び降りていたかも知れない。その時は幸いな事に高いところに行く方法が無かったのでひたすら運動場を走り回っていた。

 

その頃には周りの連中と遊ぶといってもシンナーばかりだった。集まればシンナーを朝まで吸って、日が昇れば帰るという感じだった。

 

未来など考えて無く、ただ毎日が漠然と過ぎていくのだ。

 

しかしそんな自分も変わるときが来ると、その時は思わなかった。

【Demon】青年期 中毒のはじまり

夜の商売を辞め地元に戻った私を迎えてくれたのは、シンナー片手にヘラヘラ笑う、昔からの友人だった。私ももちろん勧められた。私はそういうのは、やらないと決めていたのだが周りを見ると全員がやっている。ここでやらなければ根性が無いと、みなされる。もしくは、はみ出し者になるような気がした。私は、虐められた時の思いが強くそれからはひたすら強がりな自分を作っていた。

 

友人に両端を団子結びにしてひっくり返してあるビニール袋を渡され、私はそれを広げ目の前に差し出す。友人は透明な液体の入った500㍉㍑のペットボトルを取り出した。ペットボトルのキャップをはずし、袋に透明の液体を注ぐ、友人はこう言った。

 

「純トロだぞ。簡単には手に入らないぞぉ」

 

私は何の事だかその時は分からなかったが、深みにはまり出すと理解できた。どうやらシンナーに含まれるトルエンの割合で純度が高い事を言うようだ。

 

初めてシンナーを吸った私の印象は、なんて事無いって感じだった。確かに気持ちは良くなるかも知れないが指先からビームが出るなんて事は無く、ただ記憶が飛び飛びになる感じで、酒に酔ってる状況と最初はさほど変わらなかった。

 

シンナーにも色々種類があり、吸引しているうちに 固まるものや、色が緑色の物も有った。私は売人と呼ばれる人間から購入する事となり、一週間に一本という感じで、毎日やっててもお金にメチャクチャ困るほどでは無かった。価格は500㍉㍑が1500円と割と低価格で手に入っていたからである。

 

しかし手に入りやすいし、他にやることも無いので私はひたすらシンナーを吸っていた。

最初は友人と、たむろして乗りで吸う感じだったが、知らぬ間に一人でもシンナーを吸うようになり無くてはならない物となっていった。

 

何故かは分からないが、シンナーで私は、だんだん何も信用出来なくなって行ったのが分かった。だからシンナーを吸わなければ落ち着かなくなり、効果が切れたらまた信用出来ず、だんだん信用出来ないのが、大きくなり、私の考え方は疑いだらけになっていった。

 

この世界で私は飼育されている。私の関わり会う人はみな最初から用意された人形みたいな物で、この世界は結局私が見ていないところでは、何も無い。私は箱庭キットの中のペットみたいな物だ。そんな私の成長を見て笑ってる奴らがいる。私は悪魔なのだ。

 

私は上記のような事を毎日考え意味の分からぬ事を考えていた。世界の始まりや終わり、ノアの箱船の事など神話の世界を出入りしたりしていた。こうして止めどなく落ちて行く。