【Demon】06/06/25 チーズはどこに消えた。 | Demon's日記(Demonの悪あ餓鬼)~Web Designers Diary~

【Demon】06/06/25 チーズはどこに消えた。

この本って有名。

私はこの本の事を自分は考える事が多い。

簡単に言えばネズミの気持ちになるという事だろぅ。


チーズを見つけた二匹のネズミ。

ネズミはチーズが有ることに幸せな日々を送る。


ある日チーズが無くなった。まだ食べ終わっても無いチーズ。

奪われたのか、原因は分からないが消えてしまった。


二匹のネズミは悲しんだ。

絶望に暮れた。


その時、二匹のネズミの行動。

一匹はそこを動くことが出来ず、チーズを待つ。


もう一匹は新たにチーズを求め旅に出る。


結果として待ち続けたネズミはチーズを手にすることは無く

旅に出たネズミはさらに大きなチーズを手にすることが出来た。


話はとても単純だが深い。


でも私は人間である。

待つ事で得る事も沢山あるだろう。


チーズを失い途方に暮れる、そんな現状を抜け出す為に旅に出たネズミ。

それは凄い勇気のいる事であり、尊敬できるかも知れない。


待ち続けたネズミ。ただ現状にしがみつき抜け出す事も出来ない根性無しなのかも知れない。


しかし何故二匹そろって共に新しい一歩を踏み出す事が出来なかったのだろうか。

旅に出たネズミは何故それを諦めたのだろうか。

何故旅に出なかったネズミは賛同出来なかったのだろうか。

もしそこでお互いを認めチーズを見つける事が出来れば

チーズだけでなくお互いの強い絆も手に入れることが出来たのではないだろうか。


私はこの話で考えれば旅に出たネズミに近いだろう。

過去の過ちを正す意味もあり、環境を変える為、上京した。


しかし地元に留まっていれば、私は現状にしがみついたネズミのような結末となったのだろうか。


なにか違う気がする。


今東京に来てはっきり言って苦しい。

しかしそんなもん自分だけでは無いだろう。

簡単に言えば過去が楽過ぎただけだ。


ある人が私にこういった。


「なんで東京でそんな強くいれるん?」


私は強くなんか無い。


「変わったね。」


寂しそうに言われた。ビジネス的な考えが強くなった私。

昔より熱さの方向が変わったのだろう。


本当に私はこれで良かったのだろうか。


昔のように先を見ず生きている頃の方が私らしかったのだろうか。


東京で出会った人は過去の私を知らない。だから私を話だけ聞いてれば

真面目になって良かったと思うのだろう。


しかし過去を知っている人間は見ている部分が違う。


今の私がどうなのか。本当に正しかったのか。


甘える事が可能なら聞いてみたい。自分はこのまま進むべきか。


私はどちらのネズミなのか分からなくなってきた。。。。

どちらのネズミが正しいのかも分からなくなってきた。。。。