【Demon】06/06/13 東京で山を思い出す。
東京に住んで、もう2年が経ちます。
東京って山が無い。
故郷は神戸。北は言わないでも分かる。
北に山が有るから。
何故か山を思い出した。
友達のT君と交わした会話。
私「暇じゃね? なんかおもろい事ないんかいや?」
T君「よし、山登るぞ!!ゴミ拾いすっぞ!!」
正直笑えた。殆ど引き篭もりで運動なんて殆どしない自分たちが登山。
あげくゴミ拾い? ボランティア精神なんてあらへんぞ(笑)
私「はぁ? お前、あほか?」
T君「めっちゃ 真剣や。 よし 登るぞ!!用意しろ!!」
まぁ私も暇だったのでまぁ良いかって感じで承諾。
山の近くまで電車で行き、登山口を目指し登る。
T君「さぁ~いくぞぉ!!」
T君は系統で言えば本当に熱い奴だ。
しかしその熱さも冷め始める。
始めに冷め始めたのは私。
登山口に到着した頃。私はぶっ倒れたミ〓■●_
疲労困憊って奴だ。吐き気に襲われ、頭がクラクラ。
はっきり言うと山をなめてたアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
私「T君 ちょっと待て。。。休ませてくれ。。。」
T君「はぁ?まだ入り口だぞ?」
私は思った。こいつなんで私と同じような生活してるのに、こんなタフなんだ。。。
目の前を元気そうなお年寄りが意気揚々と私を見て微笑みながら通過していく。
私はだだをこね、何とかそこにT君と休憩を取ることに成功。
登山前に買ったお茶は、殆ど底尽きた。。。 ※注意※まだ入り口です。
休んだ私は足を引きづりながら登山を再開。
T君「さぁ~ 行くぞ~」
私「へぇへぇ。。。」 λ....トボトボ
しかしその後私の体に変化が起きた。
そう疲れなくなったのだ。むしろ登れば登るほど体は回復していく。
そう!!これぞまさしくランナーズハ~イ!!((*´∀`))ウキャキャ
山の入り口でランナーズハイになる私。山が楽しくなり、ダッシュダッシュダッーシュッ!!
そんなナチュラルにハイになってる奴に引き篭もりT君は根をあげた。
T君「待ってくれ。少し休ませてくれ。」
そこで私が一言
私「ェェエエ工エエェェェエエ工エエェェ(・∀・)ェェエエ工エエェェェエエ工エエェェ」
↑はい鬼です。
T君マジ顔で非難の目を私に向ける。
T君「まじで。。。頼む。。。」
私「駄目━拒否━禁止━却下━ヽ(#゚Д゚)ノ━却下━禁止━拒否━駄目」
↑はい自分が休んだなんて覚えてません。
その瞬間T君はしゃがみ込んでしまった。
かなり気分が悪そうだったのをやっと私も察し、一言。
私「すまぬ。悪ふざけが過ぎた。」
T君「殺したろか思た。。。」
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
どうやらT君は冗談が通じるレベルでは無かったようだ。(気付よオレ〓■ ⌒⌒●コロコロ )
その後、T君に気を使い、登山前にコンビニで買ったチョコをT君にあげようとする私。
私は大のチョコ好きでどんな状況でも食える人だがT君は違うらしく拒否。
どうやら気分が悪い時にチョコは合わないようだ(o´・ω・)´-ω-)ウン
そのチョコはストーンチョコといって見た目は小石に似ているチョコだった。
そこで元気が無いT君にハイテンションの私が話しかける。
私「ほら 地面にこのチョコ置いたら チョコが何処にあるかわからへ~ん((*´∀`))ウキャキャ」
T君「・・・・・」
ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!! ハズシタ!!
後々聞いたのだが、この瞬間は本当に殺意が芽生えたようだ。。。ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
そして休憩を終え、再会。
T君は復活する事は無く、気分悪そうに登り続ける。
その逆に私のハイテンションは変わらない。
杖を拾った私。周りをバンバン叩きながら登る。
T君 全くの無視。
私「この杖 でっかいミミズ~~」ワーイε=ヾ(*・∀・)/
T君 ガン無視
私 → ・
やがて登るのに時間が掛かり過ぎてる事に気付き、てっぺんまで行くのは遭難しそうな気がして
二人で相談して辞め、行きとは違う経路で下山する事となった。
T君 死亡寸前 (;´Д`)ゲロゲロ全快
私 ハイテンション[´Д`]エンジン全壊
下山している最中にあたりは真っ暗となった。
山頂まで登っていると間違いなく迷子だなと思った。
でも暗くなった事により神戸の夜景はやっぱ綺麗だった。
記念に写メール(・∀・)パシャリ!!
点しか写らなかったけど。。。〓■ ⌒⌒●コロコロ
その頃にはT君も回復しており 意気揚々とやり遂げた感たっぷりで下山。
そして下山し飯を食う事に
T君「よし、ここにしよう。」
私「とんかつ。。。」
最後の最後に彼のタフさを垣間見た瞬間だった。
気分悪くてチョコ食えない奴がトンカツ食うか普通?ゲロォ…(T┰T @)
そして飯を食いながら肝心な事を思い出す。
私「ゴミ拾ったっけ?」
T君「まったく。。。」
そう私は杖を振り回し、山を荒らしただけ。
そしてT君は胃液混入体内汁を山に垂れ流しただけである。
そうして笑いながら帰宅した。馬鹿二人の物語。
うーん何故今になり思い出したのか不思議だ。