【Demon】少年期 変化を求めて。。。 | Demon's日記(Demonの悪あ餓鬼)~Web Designers Diary~

【Demon】少年期 変化を求めて。。。

私は中学生になった。勉強は相変わらず嫌いだったので普通に受験はせず、普通の中学に通った。いや、中学受験なんて考えられるレベルでは無かったのかも知れない。

私は小学校からの推薦といわれ入学早々クラスの代表となった。良いことは何もない、小学校から引き継ぎで虐めも一緒にやってきた。他の小学校の生徒にまでそれが広まり、私をこけにする人間はさらに増えた。そんな人間が代表なんてやれるもんじゃない。私はその頃には虐められても笑っている人間となった。

私は、変わりたかったが変わり方を知らなかった。

部活動はバレー部に入部した。別にやりたかった訳ではない。仲の良かった子が入ろうと言ったから入っただけだった。私の学年の友達の一人、岩くんは上級生から特別視されていた。岩君には兄がおり、上級生の先輩にあたる訳だ。それだけの理由で特別待遇を受けていた。もちろん顧問も同じように。私は矛盾を感じていた。練習はした。しかし私は運動が人一倍出来るわけでもない。私はその矛盾の中、意味も考えず練習していた。万年補欠存在価値無し、役に立つのは球拾いくらいだろう。顧問は私に部室の掃除をさせた。部員は他にも沢山いる。しかし私がなぜ掃除係なのか分からない。全てに嫌気がさした。

変わりたい。。。